自律神経と薄毛の因果関係

自律神経とは本人の意識とは無関係に生命を維持するために、内蔵の働きや免疫機能などを主にコントロールする神経のことで、大別すると交感神経と副交感神経に分けられます。交感神経とは日中活動している時間帯にスイッチが入る神経で、ストレスを感じると全身の血管を収縮させ、血流量を低下させ、万が一の場合に備えて失血死するのを少しでも遅らせようとする働きがあります。この交感神経によるストレスに対する防御反応が、ストレス社会と呼ばれる現代では起きている時間帯に常に起動してしまっているケースが多く、また、生活習慣の乱れから来る肥満などが原因で就寝時に気道が狭窄して睡眠時無呼吸症候群を発症し、本来であれば副交感神経が活性化する時間帯でも、何とか睡眠時の窒息状態を回避しようとして交感神経が活性化してしまい、一日の大半は血管が収縮して血流量が低下してしまうことで、薄毛が進行していくケースも少なくありません。前述したように交感神経は様々なストレスから防御するために働き、夜になると日中に受けた心身の傷をリラックスして眠る事で副交感神経のスイッチが入り、全身の修復プログラムが起動するというのが自律神経の主な働きとなります。したがって、ストレスを上手にコントロールし、質の良い睡眠をとって交感神経と副交感神経のスイッチを自然な状態で切り替えることで薄毛の進行を食い止めたり、症状を改善させることが期待できるのです。