薄毛、AGAはお医者さんに相談しよう

最近はテレビコマーシャルなどで「薄毛治療はお医者さんに相談しよう」というフレーズをよく見かけるようになりました。これがほんの20年前までは医療の現場でも「ハゲは医者では治せない」というのが常識でしたので、時代は大きく変貌を遂げたと思います。ではなぜ薄毛が病院で治療可能になったのでしょうか?それはアメリカで男性型脱毛症(AGA)に対する治療薬が開発され、日本でも2005年に正式に厚生労働省が許認可したことがきっかけでした。また臨床の現場でも「病気」に対する認識が大きく変わったことにも要因があると思われます。それまで薄毛やAGAは老化現象の一つと考えられていました。実際に薄毛患者の大多数は中高年以降の男性に多く、60歳以上の患者数が圧倒的に多いからなのですが、これまで薄毛やAGA以外にも女性の更年期障害、最近話題のロコモティブシンドローム、排尿障害や勃起障害など加齢と共に現れやすい症状に関しては病気という認識が浸透しておらず、治療の対象外とされてきました。しかしこうした老化現象は決して自然であらがえないものではなく、生活習慣を意識して適切に改善していくことで多くの症状の発症を遅らせることが可能であることが判明してからは、こうした老化現象の類いにも積極的な治療が行なわれるようになったのです。薄毛やAGAの主な原因もホルモンバランスの異常と全身の血流量の低下ですから、治療することで改善したり発症を遅らせることが期待できるのです。したがって、薄毛やAGAは遺伝や加齢のせいにして諦めずにお医者さんに相談するようにしましょう。